産後の腱鞘炎というのは案外ポピュラーな症状のひとつらしいです。
今日は整形外科で診てもらったので、そのお話と治療方法をアップしときます。
あと、フェルビナクという成分のはいった湿布薬についての体験談もアップしときます。
同じようなケースで悩んでる人のたしになればいいなー。
ただし実行するときは自己責任で。

ainaは産後しばらくしてから、
急激に腕やら肩やら膝やらが痛くなって、もう満身創痍状態。
どーすんのこの体！

やがてしばらくして、肩や腕の痛みは筋肉痛レベルだったようで、
マシになっていきました。
膝は、これはもうしょうがない。
毎日足の筋肉を鍛えることでしか解決できないようなので、
必死で筋トレするしかありませんYO!

ですが、手の痛み……とりわけ、親指のつけ根付近の痛みが、
段々無視できないレベルに……。
現在BABYのみーゆは２ヶ月すぎ。

これから体重も増えていくのに今からコレか…

しょうがないので整形外科にいきました。
でも待合室は土曜日なんでいっぱいいっぱい。
そして９割５分がた、ご老人ばっかり。整形外科はすごいなー。

そんな中３０分も待たされて、ひやひやしたんだけど、
みーゆはなんとかパパの腕の中で泣かずにすみました。
でもまだ待たされるってことだったので、
しょうがなくいっぺんマンションに帰り、
私だけ原付でもういちど整形外科に引き返すハメに。
最初からこうすればよかったんだ。。。
ほんと赤ちゃんがいると、医者にかかるのが重労働だよ。。。（汗

やっぱり腱鞘炎で、
ばね指という症状になっていました。
ネットで調べてそうだろうとアタリはつけていたのですが、
実際、レントゲンで撮ってみて、
しっかりばね指特有の影が映っててびっくり。

ばね指自体の説明は→ココあたりがわかりやすいかな？

産後の体というのは一時期ホルモンのバランスが急激に崩れた状態。
更年期にも多いばね指は、産後にも起こりやすいらしいです。
そうでなくても育児で、赤ちゃんのぐらぐらな首を支えたり、
毎日ゲップのために抱え上げたりということを何十回とやっていたためか、
まず弱かった左手が痛くなり、やがて右手も。

夜間、人は自然に指をにぎりこんだり、内側に指が曲がった状態だったり、
毛布を握り締めたりして寝ていますよね。
その状態から、朝、起きてぐっと指をひらくとき、激痛が走ります。
これをモーニングアタックというらしいんだけど、
まさにその症状だったので、予想通りでした。

というわけで、最初ainaは医者にいかず、
（どうせ行ったところで湿布渡されて
テーピングされるだけじゃないかな、と思ったので）、
自分の家にあった湿布薬と、夜間の患部の固定でしのごうと考えたんだ。

ちょうど交通事故のとき手に入れた、フェルビナク含有の冷湿布があったから、
それを指の付け根に貼って、
包帯をとめるためのテープで指を固定しようとした。。。
要は内側に指がまがらないようにして寝ればいいんじゃん？！と。

……でも２，３時間おきに授乳で起きなきゃいけないのに、
素人的テーピング（しかも包帯止めるための紙テープしかなかったし）で、
がちがちにするなんて土台むりな話でした。
テーピングの仕方も知らないから、はちゃめちゃだしさ。

で、テープはあきらめて、白い綿手袋はいて、
指の形にきったダンボールを手のひらの内側にいれて、
手がなるべく内側に曲がらないようにして寝てみた。

ソレ自体はある程度効果はあって、
おかげでモーニングアタックも少しはマシになったんだけど、
問題はフェルビナクの湿布剤だった。

事前にネットで母乳へのフェルビナクの成分移行について調べていたら、
フェルビナクの湿布を貼って子供に母乳を与えたら、
えらくよく眠るようになって不気味だ、という書き込みが。
ソレに対しての医者のレスによれば、
フェルビナクの成分はたしかに眠気を誘うらしいけど、
母乳移行についてはまだ詳しく解明されていないと書いてあった。

うーん……と思ったけど医者にいくのも大変なので、
思い切ってフェルビナクの冷湿布を３日間使いましたよ、ainaも。

結果……

気のせいレベルじゃなかったな。

ものすごく眠かった。もう日常に支障をきたすレベル。

授乳しながらねむすぎて、後ろの壁にガクンって首が倒れて、
後頭部うちつけたYO！
いつだって授乳のせいで眠いけど、
これはもう眠すぎてなんにもできないレベル！

そして、生後２ヶ月のみーゆも、信じられないぐらい眠り姫に。
昼もおっぱいやミルク飲んでるとき以外はずっと寝てる。

３日間続けてやっぱり寝っぱなしだったので、
これはヤバイと使用を中止……

気のせいじゃないの？という人もいるだろうし、
夜間の６時間程度しか使用していないのに、
昼間もずっと眠いとかおかしいなぁ、とも思いましたが。

止めたら眠気も普通レベルにもどったので、
やっぱり湿布が原因だったように思います、ええ。

そんなわけで医者にそれをいうと、

「あーはいはい。だからそういうややこしいことはせずに、
テーピングだけで治しはったらいかがですか」

「え、テーピングだけ、ですか」

「うん。」

「そのテープってこの医院で売ってるんですか？」

「いや。普通に薬局で500円程度で売ってるから買いなさい」

マジですか。
それって普通の医者でいうと、
あんたは風邪だからマスクつけて治しなさい、
マスクはどっかで買ってね。っていうレベル。

今までそういうものとは無縁に生きてきたので、
整形外科ってこういうものなのかとびっくり。

というわけで教えられた通り、
・幅2.5センチの「テーピングテープ」なるもの
をドラッグストアで購入。

巻く位置は、親指第一関節。

そこに指を伸ばした状態で２，３回テープをまきつけて、
ちょっとなじませるように軽く握って粘着させて終わり。

「……お、親指の第一関節にぐるっと巻くだけ、ですか」

「そうだよ。それだけでいい」

「できれば一日中やっといたほうがいいんですか」

「そうだね。できればね」

結論からいうと、一日中なんて、
とてもじゃないが巻いてられねー！！Σ

かゆいし、みーゆの世話でしょっちゅう手を洗うのにムリムリ！！

主に寝てるときと昼寝したいときだけ巻くことにしました。

ネットで腱鞘炎のテーピングを調べると、
もちょっとややこしいこと書いてあるのが多いので、
果たしてこれでいいのか、ちょっと不信感もあったけど、
意外にシンプルな第一関節まきだけで、
親指って内側にまがりにくくなるもんですね。びっくりだ。

全治一ヶ月だっていわれました。
気長に治すしかないみたい。
そんなわけでainaは、
旦那さんがいるときは、みーゆを抱き上げなければいけないときは、
極力お願いしています。

酷くなる前にテーピングは早めにしたほうがいいかも！
酷くなるとステロイド注射か手術だからね。

あと、患部は絶対もんじゃだめ！
知らずに最初の頃、揉んでたよ・・・・トホホ＞＜

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