数日前に、レインフォレストという
ドーム型の玩具（プレイジムというらしい）を買ったわけですが、
それほど効果があるようにも見えなかった。
そんなうちのみーゆはもうすぐ2ヶ月。

どうなんだろうなぁ、いつ興味を示すんかなぁ、
と思っていたんだけども。
今日、便秘ぎみでぐずってたみーゆを、
レインフォレストの下においてみたら……

明かりの点滅や音楽に、明らかに反応して気分がかわったのか、
機嫌よく「あーぅー」と声を出しながら腕を伸ばす仕草を見せ始めた。

おお。。。。Σ

しかも、みーゆはひどく向き癖があって、
頭の形がかなりいびつなんだよね。
左ばっかり向きたがるの。

今までいっぱい興味を引くべく、話しかけたり玩具を揺らしてみたり、
枕を左のほうを高くして、右を向くようにしてみたりと、
いろいろ工夫はしてたんだけど、
やっぱりそうそう簡単に向き癖は治らない。
少しは右をむくけれど、継続して向いてはくれないのね。
すぐ左にもどっちゃうの。

向き癖というのはそれほど心配しなくても、
いびつな頭の形もいつかはマシになる……と、
どの育児書にも書いてあるけども。
やっぱり親としては気になるところですよね。
頭ぼっこぼこなんだもん。

ところが今日は、右を向いてくれたのだ。

おとついの夜からこっち、私が寝不足だったんで、
今日は絶対昼寝をしたい！と思い、
みーゆの右側にあたるソファに寝転がって、
ぐーたら主婦っぽく、みーゆの様子をみていたんだけども。

みーゆがこっちをじっとみては手を伸ばし、
あーぅーとお話をするのね。

おぉ……右むいてるじゃん、しかも能動的に自分から！

というわけで嬉しくなって、右側に座って、
しばらくおしゃべりに付き合ってみた。

あー、うー、うぅー、あぁーー

たまに、はふん……とため息。あくび。
そしてにまーっと微笑む。

これが新生児微笑なのか、もう能動的な微笑なのか、
だんだん判断がつかなくなってきたけど、
まだやっぱり新生児微笑なのかなぁ。

気のせいかもしれないけど、結構、
自分の意思で笑ってるようにも見えてきたので、
今日から笑いかけるときは「にこにこー！」って
口に出して笑いかけてみるよ。
そのうち、みーゆも「にこにこー！」で、
にっこり笑ってくれたら最高だね！



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子供の名前を考えたとき、
私は「天音（あまね）」がいいなぁと思ってた。
天から降り注ぐ福音みたいな。そんな意味合いで。
字画からいってもこの字だとパーフェクトだしさ。

でも相方が、どーしても「幸（みゆき）」がいいと主張した。
この子は存在自体が幸なのだし、
幸せを自分で掴み取れるひとになってほしいと。

そして字画とかはどうでもいい、とつっぱねた。

私の母親は、四柱推命とかにうるさい人で、
私の名前についても、
おばあちゃんが勝手につけたけど、
あんたの字画はあまり女の子としてはよくない、
強すぎる運命の漢字なんだと散々いわれてきたわけです。

そういう母親が嫌いで反発して育ってきたけれど、
いざ気がつくと、自分も子供の名前をつけるとき、
そういう呪縛からまだ抜けられないでいるんだよね。

そっかぁ。

そうだよね。
大事なものは字画じゃないはずだ。
そんなことはわかっていたはずなのになぁ。

私がもし、一人で生きていたなら、
親を憎みながらも、そういう呪縛から逃れられずにいたんだろうな。
刷り込まれた価値観を憎みながら、
それを放り出すのもまた怖いのだよね。

でも、今は２人で生きている。
だから、それはちがうよ、
と言ってくれる人が傍にいるわけで、
そういう幸運をきちんと拾おう、と思った。

それが、二人で生きるということで、
それが、家族と生きるということなんだろう。

そんなわけでうちの子は幸になりました。
私は幸に肉体を授け、
相方は幸に名前を授けたんだね。

 

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おっぱい欲しい！と泣き出した、
子供の瞳がじんわり涙で濡れる。

生まれて間もない子の涙は
泣き声のわりには、
ほんの少し。

抱っこしておっぱいをあてがうと、
必死になって食らいつくけれど
ふぅふぅいいながら夢中で飲んでるうちに、
ゆっくりまぶたがとじていく。

伏せられた睫毛に
絡んだ涙が、
小さく光って揺れている。

自分の子を天使だなんて表現するのもなんだかな。
と思ったりもするけれど、　

やっぱりその光は星のようで
なにものにもかえがたい希望のようで

幾多もの星の中からただ一つ、
この腕の中に降りてきた天使だ。

今日もあなたの眠りが、
幸せなものでありますように。

昨日はおうちに出産後はじめて、
友人らしい友人を迎えました。
ainaはあんまり友達のいないさみしいやつなんだけども、
出産したことで今まで疎遠だった高校時代の友達にも連絡をとったら、
同じ部活の子たちが揃って今、出産ラッシュ！
私の親友も現在7ヶ月の男の子を育児中。
というわけで家に旦那さんごと来てもらった。

みーゆは昨夜で3日間、うんちなし。
2日目は結構おなかにチカラをこめては苦しがって泣いていたので、かなり心配で。
3日目はかなりごきげんだったんだけど、次の日親友一家が来るし、できれば憂いなく迎えたいのと、3日もうんちがでないのは出なさ過ぎです……と産院の助産師さんから言われたせいで、かなり気になって。
育児書によれば子供それぞれで、３日でない子も珍しくないと書いてあるのになぁ。

綿棒浣腸のやり方を教えてくれたのもこの親友Mなので、
教えられたように、
勇気を出して綿棒の先っぽを2センチほどずぶっと入れてみた。
（もちろん綿棒にはベビーオイルを含ませて。）

これ、怖いんだよね、最初。
BABY用の綿棒ではなく、浣腸には大人用の綿棒がよいらしく、
肛門をちょんちょん刺激するだけで出る新生児と違って、
もうある程度月齢が進むと、きっちり２，３センチ、肛門の中にいれて、
さらに少し尾てい骨側（つまり下側）に先端を押し下げてあげることで、
肛門括約筋が刺激されるらしい。
ちょんちょんと何度か下に押し下げたり、
じーっと押し下げてしばらく待って、
引き抜いてみて、うんちが先端についているようなら、OK。
ついていないなら、そこまでうんちが来ていないということで、
便秘で数日出ていないにも関わらず、
うんちがつかないのは問題なので、
もう一度刺激してあげる。
そうやって数分～数時間の間に出るらしい。

なかなかずぶっといれる勇気がなかったけど、
頑張って2センチいれて、
（それ以上は入らないように、あらかじめ２センチのところをもつようにして、入れる）
括約筋を刺激してあげたら、
その場でみーゆはにょろっと出しました。★
やっぱりこの子は、本当の意味での「便秘」とはちがって、
単純に２，３日おきのリズムなだけなのかもしれません。

というわけで次の日、親友一家がきたときは、非常にご機嫌。
すやすや眠ったり、ぼけーっとしてました。
一方、7ヶ月の親友のBABYは元気いっぱい。
首も据わってるので、
パパとの遊び方もかなり自由自在っていうか、アクロバット。
床に座ったり寝転がって寝返りうったり、
ごつんと頭をぶつけてみたり（多少のことでは平気らしい）。

羨ましいのはやっぱり頬がつるつるなことで、
本当にムーニーのCMにでも出てきそうな卵のような肌でした。
乳児湿疹もほとんどなかったそうで。

うちのみーゆはアトピーなのか乳児湿疹なのかわからないけど、
退院時ぐらいから2ヶ月間近の今までの間、頬から顎の下にかけて、
湿疹がやっぱり出てる。

1歳あたりで大体の子はマシになるというけれど。。。悩む。

育児には、正解がないよね。
産むまでは産む瞬間までのことが心配だと思うけれど、
産んだ後の悩みは谷のように深いよ。

育児書は山ほどあるけれど、正解はない。
はっきり間違っているといわれる方法でも、例えば欧米ではOKだったりと、情報は氾濫していて、ナニを取捨選択するかはママ次第。

ほーら、みーゆ、未知との遭遇だよー

とかいいつつ、親友の息子クンと対面させて遊んでみたりしながら、
高校時代のテンションで話しまくっていると、
データ分析力に長けた根っからの理系である彼女はいった。

「もうなぁ、マニュアルのないこと（育児）すんのめんどくさいわー！」

叫ぶ親友に苦笑しつつ。

マニュアルはない。
あえていうなら遺伝子の中、心の中にマニュアルがあるんだろうな（笑


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産後のカラダのトラブル、それはずばり、
骨盤、体型、そして筋力不足からくる腱鞘炎と膝痛、なのですよ。

特に普段運動をしてない人にとって深刻なのは、腕の腱鞘炎と膝の痛み。腰痛も追加される場合アリかな。
もうね、本気で辛い。
抱き上げる、ゲップさせる、移動させる、おむつ換えする、
そのたびにカラダが悲鳴をあげるわけです。
腕にもなかなかチカラが入らず、あやうく頭から赤ちゃんを落っことしそうになることがしばしば。

怖いよー。
一説によれば産後のママの体というのは、
おっぱいも骨盤も筋肉も、すべてが必死に組みなおしが行われ、変動する時期。
だから必死に産後の生活に順応しようとするんだけど、
BABYの成長がそれを上回るスピードですすむため、
ママのカラダの変革スピードがついていかず、
様々なマイナートラブルが多発するらしいです。

ま、要するに日ごろから鍛えてるなら問題ないんだけどさ。（涙

ainaは、身長もたかくてそれなりにしっかりした体格なんだけど、
見かけによらず、腕と手の力が極端に弱いのだ。

小さいころから手の平だけが、接触性皮膚炎他、皮膚のトラブルが多発した。
だから、モノを強く握り締めるのが痛く（なんせ血が滲んで切れてることがおおかった）、さっぱり握力が身につかなかったんだなー。

その延長で、腕も鍛えなかったから、学生時代でさえ、なかなか腕立て伏せが出来ない子だったわけです。

それがいきなり、凄まじい速度で成長し、お米袋の半分の重さにまでなろうとしてる子供を、日々抱き上げて何十回と移動すれば、

腕も手も肩も悲鳴をあげるにきまってる
わけで。

腰もしんどいけど、私の場合腰はそれほどでもないです。
ただ、腕のパーツが非力な人は覚悟しておくといいよ。
腕・肩も相当しんどいし、腱鞘炎は間違いなく起こります。
赤ちゃんの頭を緊張して指で支えるたびにビキビキと。（笑

あと、怖かったのは、
赤ちゃんってすごいキック力があるんだよね。
で、おっぱいあげたあと、まだ足りなさそうなので、ミルクの調乳のために少しだけ席を立つとき、ソファーにみーゆを置いてたったりしてたんだけど……

昨日、それやってて、あやうくみーゆが落ちかけました。頭から。

落ちる寸前で、私の手が後頭部をあやうく支えたけど、あれ、リビングと台所が離れてるタイプの家だったら確実に落下事故ですよ。
うちはマンションで、キッチンとリビングのソファーが２ｍもはなれていないので、常に目をくばりつつ調乳できるからよかったけれども……

ソファーの背もたれを、みゆきの足がガンガン蹴っ飛ばして、どんどん頭がずりあがり、おちそうになったんです。
馬鹿な置き方してごめんねみーゆ！
泣きそうでした。みんな気をつけてね……＞＜


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