さて。もうすぐ生まれて三ヶ月のみーゆ。
ベビーのいるご家庭ではみんなどーやって寝てるんだろう。
ひそかにマンションとかの和室のない家庭では、
寝る場所って悩みませんかね？？
うちは和室をとっぱらったつくりで、
しかもベビーベッドを最初に設置するときに、
リビングの横の書斎みたいな部分においちゃったんで、
ベビーベッドがでかすぎて、もう移動できなくなっちゃった！

しょうがなくベビーベッドは現在、
おむつかえ専用台になっちゃってるんですが。

生まれてすぐのときは、ママである私が床上げしてなかったんで、
居間にマットレスをひいて、
その上で二人で寝てて、パパは一人で寝室で寝ていたんだけども。

そのうち、それでは私の体がそこらじゅう痛すぎて、
ぜんぜん疲れが取れないことに気づき。。。

やがて私も寝室のベッドの上で寝て、
みーゆはそのとなりに、
移動式の小さなベッドのようなものをおいて
そこに寝かせていたんだけど…

足でばたつくうちに、どんどんずり下がって、
落下しそうになり、
私が夜、それを心配するあまり、
結局寝られなかったので、
いまはどうして寝ているかというと…

クイーンサイズのベッドに、横に私とみーゆとパパ、
三人が並んで寝てるんだ。
縦に、普通に寝る方向で寝るんじゃなくて、
横幅を確保するために、
ベッドに横向きに寝てるんだな、これが。

そのおかげで、落下の危険は一時なくなって、
私もだんだん夜間は眠れるようになっていったんだけど。。。ね。

なんか昨夜、びっくりした。
真夜中、みーゆの声で起こされて、いざおっぱいか？
と、授乳のために起き上がったら、
みーゆの体が枕にしてるタオルを越えてずりあがり、
頭が最初の位置より20センチほども上へ移動してたんだな。。。
いつも通り、おなかがすいてはぁはぁいいつつ、足でばたついてた。

「おいおい」

とびっくりして抱き上げて、ちょっと考えた。
そろそろ3ヶ月だ。このさき1ヶ月もすれば、寝返りが始まるかもしれない。
いままでもずいぶん脚力の強い子じゃないかと思ってたんだけど、これからはもっと強くなって、ずり上がりがデフォルトの仕様になっちゃうんじゃなかろうか。

だとするといよいよ、
この横向きで寝るのは危険かもしれない。
横向きで寝る限り、
頭上と足元に柵がまったくないからだ。

「ま、まぁ、いいか」

とそのときはそれで終わらせたんだけどもさ。

今、昼間遊ばせているレインフォレストのプレイジムの中で、
ばたばたしてるみーゆをふと確認したら…

またずりあがってるよ！

…日に日に、力をつけてきてるみたいだよ、
うちのギャング…じゃなかったレディは。。。


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とあるサイトでスリングを買った。
出産する一ヶ月前。写真はそのスリングだ。
これで華麗にといったらいいすぎだが、
楽に抱っこできれば、みーゆと一緒にどこにでも行けそうな気がしたからだ。
ところがどっこい…
これがまた難しく、そうそう使いこなせるものではなかった。
私はリングのないタイプのものを買ったのだが、
赤ちゃんの体をいれるのがこんなに難しいとは想定外だよ！

みゆきは基本、よく動く子で、
足もじたばたする。
私はというと腕力も握力もなく、片手でみーゆをだきながら、
もう片手でスリング内部にみーゆのからだを導くことがままならない。

かといってベッドにスリングを置いて、
あらかじめみーゆの体を中にいれ、抱き上げて腕を通す…
というやりかたをしてみても、
みーゆの足の処理がうまくできないし、
くびも詰まってみえて苦しそうだし、
みーゆもついにぐずりだす。

難しいとはきいていたけど、これほどとは。

首がすわれば状況はかわるのかなぁ…。
正直困った。
抱っこひもは買ったけど、
1年しか使えないらしいのでいつまでも頼れないし、
第一、持ち運びが非常にめんどう。
スリングならコンパクトにかばんの中に入るので、
なんとかスリングに慣れたいのだけど…（涙

みーゆ、2ヶ月とちょっと。
お出かけするにはまだまだ勇気がでない。買い物にいこうにも、坂の遥か上にあるスーパーにいくにはまだまだ体力がきつい。そして陽射しがきつい。

そしてなにより、頻回授乳のため、一回おっぱいをあげてから、次のおっぱいまで、実質40分程度しか時間がない（ときには30分ともたず泣き出すこともある）ことが、たかが散歩でも腰を重くさせる…。

素直にミルクに切り替えてしまえば、
ミルクのほうがはるかに腹持ちするため、
授乳間隔があいて、さまざまなことが楽になるのだけど。
わかってるんだけど。
出産前は初乳さえ与えられたらもうあとは気楽にミルクでもいいやん、おっぱいでなくてもいいやん…
とおもってたんだけど。

やっぱりおっぱいにこだわってしまう。
完全母乳（完母）とまでいかなくても、
できるだけおっぱい飲ませてあげたい…。

飲んでるときの目をとじて夢中な顔、
ぱっちり目をあけて必死な顔、
眠そうに半分目をとじて白目を剥きそうになってる顔。
笑える顔も可愛い顔も全部、この一年の宝物だから、
できる限り見つめていたいのかもしれない。

頻回授乳と、外出のプレッシャー、
どうけりをつけていけばいいのか…
スリングの悩みも要するにスピーディーかつ気軽に赤ちゃんを持ち運びたいということであって、それはつまるところ、母乳育児でなかなか部屋から出られないことの悩みとリンクしてしまっているのです。

悩ましい中、育児はつづくよどこまでも…（笑




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昼前、パパがいきなり言い出した。

「きょうは曇りで日も照らないし、
絶好のお宮参り日だとおもうんだけどなぁ」

そういわれたらその通りなのだが。

「ふむ、まぁ今日でもええんちゃう？」

「でも今日が仏滅ということについてどう思う？」

「だめじゃん！」

うちの場合、安産祈願は、かの有名な宝塚の中山寺。
よってお宮参りも中山寺なのだが、
あそこがまた超絶人気の寺だから、
それこそ土日の大安とかだと、戌の日でなかったとしても人ごみでごったがえす可能性がある。

一方、仏滅の平日は、中山寺の内部の喫茶室すら休みになるという、
やる気なしの一日らしい。

しかしきょうは土曜日の仏滅。
やはり、人ごみをさけて、この日を狙う人も、
少ないとはいえ、あるにちがいない。

インフルエンザで世間が恐ろしいことになりつつある今日このごろ。

「…無事に生まれたしさ、まぁ、いっか★」

というわけで、仏滅の必殺お宮参りを敢行してきました（笑
すいてましたよー。
駅前の駐車場にも停められたから、
すごく楽だったし。
境内もがらがら、授乳室もおむつ交換スペースも使い放題。
なにより人混みにもまれず済んでなによりでした。

ちなみに一般的にはもっとお宮参りは早い時期にするものなんだけど、
体力も戻ってなかったし、だっこひもも買ってなかったため、
今日まで遅れちゃった。

でも、そんな家庭でも、仏滅だろうと、
慈愛をもってきっと観音さまは赦してくださることでしょう。
なんせいろいろダメ女なこの私が、
無事出産できたぐらいなんだから。

ありがとう、観音さま★

ちなみに喫茶店の蓮ごはんはうまかったです！


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数日前に、レインフォレストという
ドーム型の玩具（プレイジムというらしい）を買ったわけですが、
それほど効果があるようにも見えなかった。
そんなうちのみーゆはもうすぐ2ヶ月。

どうなんだろうなぁ、いつ興味を示すんかなぁ、
と思っていたんだけども。
今日、便秘ぎみでぐずってたみーゆを、
レインフォレストの下においてみたら……

明かりの点滅や音楽に、明らかに反応して気分がかわったのか、
機嫌よく「あーぅー」と声を出しながら腕を伸ばす仕草を見せ始めた。

おお。。。。Σ

しかも、みーゆはひどく向き癖があって、
頭の形がかなりいびつなんだよね。
左ばっかり向きたがるの。

今までいっぱい興味を引くべく、話しかけたり玩具を揺らしてみたり、
枕を左のほうを高くして、右を向くようにしてみたりと、
いろいろ工夫はしてたんだけど、
やっぱりそうそう簡単に向き癖は治らない。
少しは右をむくけれど、継続して向いてはくれないのね。
すぐ左にもどっちゃうの。

向き癖というのはそれほど心配しなくても、
いびつな頭の形もいつかはマシになる……と、
どの育児書にも書いてあるけども。
やっぱり親としては気になるところですよね。
頭ぼっこぼこなんだもん。

ところが今日は、右を向いてくれたのだ。

おとついの夜からこっち、私が寝不足だったんで、
今日は絶対昼寝をしたい！と思い、
みーゆの右側にあたるソファに寝転がって、
ぐーたら主婦っぽく、みーゆの様子をみていたんだけども。

みーゆがこっちをじっとみては手を伸ばし、
あーぅーとお話をするのね。

おぉ……右むいてるじゃん、しかも能動的に自分から！

というわけで嬉しくなって、右側に座って、
しばらくおしゃべりに付き合ってみた。

あー、うー、うぅー、あぁーー

たまに、はふん……とため息。あくび。
そしてにまーっと微笑む。

これが新生児微笑なのか、もう能動的な微笑なのか、
だんだん判断がつかなくなってきたけど、
まだやっぱり新生児微笑なのかなぁ。

気のせいかもしれないけど、結構、
自分の意思で笑ってるようにも見えてきたので、
今日から笑いかけるときは「にこにこー！」って
口に出して笑いかけてみるよ。
そのうち、みーゆも「にこにこー！」で、
にっこり笑ってくれたら最高だね！



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みーゆは女の子なんだけども、
胎内に居た頃、あたしも相方も、名前なんかぜんぜん考え付かなかった。
なんせのんびりやというか、
追い詰められないとなかなか何もしないタイプ。

その頃　妊娠5、6ヶ月とかだったか。

うちのみーゆは胎内で、ぼこぼこおなかを蹴っていた。
それはもうびっくりするぐらい。
最初は自分のおなかがごろごろしてるのか、
胎動なのかわからないぐらいだったのに、
そのうちがつんがつん存在を誇示しはじめた。

こりゃぁ男の子じゃないのか、と考えた。

で、とりあえず赤ちゃんと呼ぶのも他人行儀だし、
何か呼び名を決めたい、とaina。

相方はそりゃもっともだ、と頷いてこういった。

「んじゃ、そいつの名前は悪源太にしよう」

「……は？」

悪源太。それは歴史上の人物・源義平のことなんだと。

勇猛であるさまを「悪」という漢字で昔は表現したらしく、
決して今で言うところの悪人の意味ではないらしい。
しかし。

「その（胎動の）キックは

 まさに悪源太とよぶのにふさわしい」

「いや、いくらなんでもな…（＝＝；」

一瞬、胎教の2文字が頭を掠めたａｉｎａだったんだけども。
だって産まれる前から名前で呼んであげると、
生まれた後もその名前で呼ばれたら反応がいいとかﾅﾝﾄｶ言うじゃん。

ainaだって人並みに、
おなかを優しくなでながら、
「●●ちゃん、はやく出ておいで～」
とかそういうことをやってみるべきなんじゃないのか、
と考えたりもしたわけよ。

でも、結局ためらったのは数分で、次の日からは、

「おー。悪源太がまた蹴った」

とか言う極めてふざけた妊婦になってしまった。ごめんよみーゆ・・・（笑

やがて、太鼓の達人という別名もついた。
ぼっこぼっこ。毎日威勢がいい。結構なことだけどこっちはしんどい。
ひぃひぃいいながらその胎動に真夜中悩まされるハメになるんだけど、
それはまた、別の話。

そのうち医者に性別をきいたのよ。
医者は超音波で胎内の様子を見ながら、
平然と指差していったね。

「女の子だよ。ほら割れ目ちゃんがあるでしょ」

「あぁ…割れ目ね…ありますねぇ（＝＝」

遠い目になるaina。
割れ目ちゃんゆーな。（・∇・）
とつっこみたかったがかろうじて堪えた。（笑
産婦人科医も妊婦も、つくづく、
女を女と考えないし、女というよりイキモノなんだよね。妊婦って。
こんなあからさまな会話も普通になってしまうんだから愉快だ。

さて。
こんだけぼこぼこ勇猛果敢におなかを攻めてくるベビーが、
女の子だと。なんということだ。

家に帰って相方に報告する。
相方は可愛い女の子がほしかったらしい。それはいい。

「どーすんのさ。女の子だよ？！悪源太呼ばわりは可哀想でしょ、いいかげん」
「ふぅむ」

しばらく考えた後、相方はこういった。

「ではミドルネームをつけよう」
「あぁミドルネームねーハイハイ」

軽口をこっちも適当に受け流し、では、と、あたしは提案してみた。

「じゃぁこうしよう。悪源太フローラ」

「それ人の名前じゃなくて花だろう」

「いいじゃん！悪源太の男らしさを打ち消す可愛い呼び名じゃん！」

かくしてうちの子は、産まれるまでフローラとか悪源太とか太鼓の達人とか、
ものすごく適当な呼び名で呼ばれ続けたのでした。。。

胎教もなにもあったもんじゃないけど、まぁいっか（・∇・）
というわけで今に至ります。
今ではすっかりみーゆは名前で呼んでもらえるようになりました。
無論本名はみーゆではない。幸と書いて「みゆき」です。
今の流行に逆らって、
なるべく平易な名前になるように配慮してみた★
もちろん願いをこめて、その上で、だけども。